玄米が注目されていますが、一体どんなものですか? 今話題になるその理由

玄米とは一体どんなものですか?

年々と健康意識が高まってきている、今日このごろ。

テレビや雑誌、インターネットのニュースサイトでも、健康関連ついての内容を見ない日の方が珍しいくらいまでになってきました。

それにともなって、私たちの主食であるお米の食べ方も大きく変わってきています。これはみなさんが生きていく上で欠かせない飲食が、健康に大きく関わることを知っているからです。

主食であるお米の食べ方を変えるとなると、白米から雑穀米や玄米に変えるという選択肢がでてきます。

一度に紹介したいところなのですが、今回は玄米とはどんなものなのかから、なぜ玄米に注目をあつめているかなどを紹介します。

現在はあまりなじみのない玄米とうまく付き合うことで、より健康に近づくことができますよ。

 

こちらは雑穀米についてまとめています。合わせてご覧ください。

玄米とはどういうものですか?

玄米とはどういうものですか?

玄米とは稲の実である籾(もみ)から、籾殻(もみがら)を除去したしたものです。お米というと白米から白いイメージがありますが、玄米は淡褐色(たんかっしょく)、いわゆるベージュのような茶系の色です。

茶系の色の元である、糠(ぬか)を取り除くことで精白したものが、白米ですね。

この糠(ぬか)部分にはビタミン、ミネラルに加えて食物繊維が多く含まれるため、健康食として玄米が見直されています。

なぜ白米の方が好まれるのか?

白米よりもビタミン、ミネラルに加えて食物繊維を多く含む玄米。いいことづくめに感じてしまうのに、なぜ白米が好まれて食べられるのか不思議ですよね。

これは人それぞれで味の好みはありますが、玄米よりも断然に精米がされた白米の方が味がおいしいからです。

同じお米であったとしても、食べ比べをしてどちらがおいしいですか? と聞かれれば、ほとんどの方が白米を選ぶのは間違いありません。

私も食べ比べをしてみましたが、おいしさを知ってしまっているというのもありますが、断然に白米のがおいしく感じました。

私のオススメの玄米の食べ方

そのまま食べると白米の方が断然においしいのですが、玄米の方が個人的においしいかも! と感じた食べ方があります。

それはカレーや、親子丼などのご飯の上にのせて食べる系のものです。

玄米というとヌカの匂いが気になる方いますが、そのまま食べていた匂いも上にのせることで気にならなくなります。

匂いも気になたうえに玄米の歯ごたえがとても合うので、そのまま玄米を食べておいしくないなぁなんて感じた方は、一度試してみてくださいね。カレーは特におすすめです。

味の他にも白米が好まれる理由

味だけでなく炊き方についても、玄米は白米とは異なります。

白米であればお米を研いで炊飯器のスイッチをいれるだけで、おいしく炊きがります。無洗米であれば研ぐことすらないので、とてもカンタンなのにおいしいお米が炊きあがりますね。

それに対して玄米は浸水時間も長くかかるなど、炊飯するまでには時間と手間がかかります。

時間と手間もかかるのにも関わらず白米の方がおいしいとなれば、多くの方に玄米よりも白米が選ばれるのは当然の結果といえます。

さらにもう一つの理由

玄米よりも白米の方が好まれる理由が、もう一つあります。それは、保存方法についてです。

白米を家庭で食べられる量を保存していて、虫がわくということはよっぽど劣悪な環境でない限りありません。

逆に玄米は、白米に比べると虫がわきやすいです。これはヌカを好む虫がいるのが原因ですが、保存方法についても玄米は白米よりも注意する必要があります。

虫を取り除けば問題なく食べることは可能なのですが、虫がわいてしまうとあまりいい気分はしないですよね。

 

気温15度以下の冷暗所であれば、虫が発生がしずらくなります

それでも玄米が今注目される理由

玄米が今注目される理由

白米の方がおいしく、しかも手間がかからなのにも関わらず、玄米が今注目されているのには理由があります。

冒頭でもかんたんに触れましたが白米と比べて、ビタミン、ミネラルに加えて食物繊維を玄米の方が多く含むのが理由です。

具体例をあげてみます。

白米よりも栄養素が豊富

精白することでお米のうまみは増しますが、同時に本来お米の持っていた栄養素が削られています。

どのぐらい違うのかは、以下の表をご覧ください。

玄米と白米の成分比較表
成分/種別 白米100g当 玄米100g当 玄米の栄養比率
(白米比較)
エネルギー 356Kcal 350Kcal 98.3%
たんぱく質 6.1g 6.8g 111.5%
脂質 0.9g 2.7g 300%
炭水化物 77.1g 73.8g 95.7%
灰分 0.4g 1.2g 300%
ナトリウム 1mg 1mg 100%
カリウム 88mg 230mg 261.4%
カルシウム 5mg 9mg 180%
マグネシウム 23mg 110mg 478.3%
リン 94mg 290mg 308.5%
0.8mg 2.1mg 262.5%
亜鉛 1.4mg 1.8mg 128.6%
0.22mg 0.27mg 122.7%
マンガン 0.8mg 2.05mg 256.3%
ビタミンE 0.2mg 0.3mg 150%
ビタミンB1 0.08mg 0.41mg 512.5%
ビタミンB2 0.02mg 0.04mg 200%
ナイアシン 1.2mg 6.3mg 525%
ビタミンB6 0.12mg 0.45mg 375%
葉酸 12μg 27μg 225%
パントテン酸 0.66mg 1.36mg 206.1%
食物繊維(水溶性) 0.7g
食物繊維(不溶性) 0.5g 3.0g 600%

出典:文部科学省 五訂増補日本食品標準成分表

比較をしてみると、成分量が精白することで大きく削られているのがわかります。

味や手間ということで考えると白米よりも劣る玄米ですが、成分量ということになると段違いですね。

白米であれば他のもので補う必要のある栄養素も、玄米を食べることで摂取できるというのは大きな利点です。

特にビタミンB1はその昔の国民病とも呼ばれていた、「脚気」にも大きく関係していました。肉や緑黄色野菜を食べていなかった昔の生活で、玄米から白米に切り替わったことによるビタミンB1欠乏が原因で間違いありません。

私たちの主食であるお米。健康食として玄米が見直されるのは、必然といえます。

玄米はダイエットにも向いている

糖質制限をするために炭水化物ダイエットをしている方に、白米はいわば天敵の様な扱いを受けています。

確かに糖質制限はツライですが数字的効果のでやすいダイエット方法ですので、実践している方が多いのもわかります。

なんですが、玄米も同じように毛嫌いして避けてしまうのはもったいないです。玄米を食べると以下のことが実感できます。

  • 腹持ちがよく白米よりも少量で満腹感がでる
  • 便秘解消になる

腹持ちがよくて少量で満腹感というのは、言葉だけでみるとまたまた〜と感じるかもしれません。ですが、これは食べてみるとわかります。

1回のみであれば同じ量を食べられることがあっても、毎回白米と同じように玄米を食べたいと感じなくなります。

この理由は満腹感と腹持ちがいいからですが、これはぜひ体感してみてください。食べる量が自然に減らせるということは、ムダなカロリー摂取を摂取しないくてもいいことにつながります。

 

便秘解消になるのは食物繊維が大きく関係しています。食物繊維が白米よりも多いので消化が悪くなることで、排出がしやすいです。

ダイエット中というと食事制限をする方が多く栄養が不足がちになるので、それにともなって便秘になる方が多くいます。

その際食物繊維だけ摂取しても出すものがないから便秘になるということがありますので、食物繊維も排出するものがある玄米はオススメです。

 

見出し冒頭の糖質制限に話に戻しますと、過度に摂取していた糖質を減らすのは問題ありませんが、過度に減らすのは健康害がでます。

一時の感情で無理な糖質制限は死亡リスク、がんのリスクを上がるという結果もありますので、極端な制限は禁物です。

 

Low-Carbohydrate Diets and All-Cause and Cause-Specific Mortality: Two Cohort Studies
※糖質の割合が減ると死亡リスクが高くなるという論文です(英文)

玄米を選ぶ際の注意点

玄米を選ぶ際の注意点

玄米というとこのサイトに「玄米、毒」といった検索でたどり着く方が多くいます。

ヌカの部分に農薬が残留する可能性が精白された白米よりも高いとして、玄米は無農薬、または減農薬栽培をオススメされることがありますよね。

玄米は籾(もみ)から、籾殻(もみがら)を除去しただけですので、残留農薬について気になる理由もわかります。

そうなんですが、残留農薬検査というのは精白された白米ではなく、玄米の状態で検査がされています。

ですから通常に販売されている玄米は、白米との違いはありません。農薬残留などの心配はありませんので、安心して食べてください。

見出しにあるとおり玄米を選ぶ際の注意点をあげるのであれば、玄米として食べるように販売されているものを選べば、問題はありません。

玄米食用に販売されているものであれば、過度な心配は無用です

精白して食べるようのお米は、精白して食べましょう

農家の方から精白、精米して食べるようにと、玄米のままもらうことがある方もいますよね。

その場合は玄米として食べるのではなく、精白して食べましょう。

残留農薬がという話ではありません。そもそもが精白、精米して食べるように作られているので、おいしく食べるためにですね。

玄米として食べてね! ともらった場合は、問題ありませんよ。

あとがき

玄米が注目されていますが、一体どんなものですか? あとがき

健康のための玄米。今すぐに自宅のご飯を白米から玄米に変えてみる! というのは、少しだけストップです。

玄米はまだ食べたことがないよ! なんて方は、まずは一度玄米を食べてみてください。しばらく食べていないよという方も、同様です。

1番手軽に玄米が食べられるのは、近年で増えてきているオーガニック趣向の定食屋さんです。お店ということで、味、炊き方もベストな状態の玄米で判断ができます。

ですから誰かの口コミや意見ではなく、ご自身で実際に玄米を食べてからの判断を、強くオススメします。

なぜなら、せっかく玄米を食べて健康に近づくぞ! と意気込んで玄米を購入してみても、家で炊飯するとおいしくない…。手間がかかり過ぎ…。などでせっかくの玄米食も続かなければあまり意味がありませんので。

継続できないものであれば、別の方法を選んだ方が得策です。飲食での健康方法は玄米に限らずたくさんありますし、食べることが楽しくないのは日常生活が楽しくなくなってしまいます。

お試しで食べてみて私、俺には合う! という方は、玄米を食べて今よりも健康に大きく近づいてしまいましょう。

 

以上が『玄米が注目されていますが、一体どんなものですか? 今話題になるその理由』についてでした。

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