赤ちゃんはルイボスティーをいつから飲める?飲ませ方と便秘改善効果のまとめ

この記事の監修 管理栄養士
片村優美 栄養士・管理栄養士・食生活アドバイザー2級
片村 優美
・栄養士・管理栄養士・食生活アドバイザー2級

ルイボスティーにはカフェインが入っておらず、小さい子供や妊婦さんにも勧められています。しかし子供とは言われていても、「子供って何歳から?うちの子は飲ませても大丈夫?」と疑問に思っているママもいるのではないでしょうか?

この記事では、「赤ちゃんはいつからルイボスティーを飲めるのか」、「どのような飲ませ方があるのか」について、管理栄養士目線で詳しく解説していきます。

ルイボスティーはいつから飲ませられる?


赤ちゃんがいるママは、ベビー用品売り場に行くことがあるのでおわかりかと思いますが、赤ちゃん用のお茶を見たことはありますよね。

赤ちゃん 麦茶

いろいろなメーカーから販売されているのですが、パッケージには飲み始める目安の月齢が書かれています。麦茶やほうじ茶など、お茶の種類もさまざまですが、ほとんどが生後1ヶ月から飲むことができるようになっています。

ルイボスティーも一緒で、生後1ヶ月ごろからのませて大丈夫です。麦茶と一緒でカフェインが含まれていないことからも授乳ママに人気となっています。しかし消化器官が発達していないので、最初は薄めて飲ませながら様子を見ましょう

※もし赤ちゃんが下痢をし始めたらすぐに使用をやめましょう。

どれくらいの量を飲ませればいいの?


赤ちゃんは基本的に、母乳やミルクを飲んで水分補給をしています。しかし、それ以外に水分補給が必要なのか、というのは悩みどころですよね。

赤ちゃんや小さい子は、大人に比べて新陳代謝が活発で、汗をたくさんかきますので、寝るときやお風呂に入った時は、特に水分が不足しやすいので気をつける必要があります。

汗をかくだけではなく、泣いた時にも水分は失われ、暑い日や病気の時は水分の必要量が増します。水分不足の目印となるのはおしっこの回数です。

普段からオムツを替えていると思いますので、だいたいのペースは掴めていますよね。「いつもよりおしっこが少ないな」と感じたら、水分不足のサインです。
おしっこ 少ない

しかし実際に母乳の場合は、どのくらい飲めているのかというのは把握しにくいですし、ミルクの場合も飲みたいだけ飲ませてOKといわれています。

母乳やミルクをしっかり与えていれば無理にその他の飲み物を与える必要はありませんが、いざという時のためにも飲めるものが多い方が役に立つ場合もあります。

ルイボスティーを与えるときは、まずはスプーン1杯の少量から始めてみましょう。慣れてきたら少しずつ量を増やしていっても大丈夫です。赤ちゃんが満足する分だけ飲ませてあげましょう。

この時気を付けたいのが、ルイボスティーの温度です。冷たすぎると驚いてしまいますし、消化器官が未熟だと胃腸を刺激してお腹がゆるくなることがありますので、人肌程度に温めてあげましょう。目安は40℃です。

どのくらい薄める?

薄める?
ルイボスティーは麦茶と比べると味は薄い方ですが、それでも大人が飲む濃さでは飲まない場合が多いです。

またミネラルや食物繊維などの有効成分も多く含まれているため、まだ消化器の発達が未熟な赤ちゃんには負担を与えてしまいますので、はじめは薄めて飲ませる必要があります。

薄さの目安としては、ルイボスティーを1:水を2の割合になるようにしてください。もちろんそれ以上薄めても大丈夫です。赤ちゃんの飲み方や、便の状態を見ながら、徐々に薄さを調整していきましょう。

作るときは水道水?ミネラルウォーター?

ルイボスティーを作る時に、水道水で作って良いのか、と疑問を持つ方が多くいます。どちらを選んでも良いのですが、それぞれ気を付けて欲しいことがあります。

水道水で作るときの注意点

水道水
水道水にはカルキ(塩素)が含まれています。ミルクを作るように沸騰させて使う分には問題ないのですが、そのまま水出しで作ってしまうと、消化器の発達が未熟な赤ちゃんには、負担をかけてしまいお腹を壊すこともあるので、必ず煮出したルイボスティーを使用します

※井戸水にはウエルシュ菌やボツリヌス菌が含まれており、乳児は食中毒を起こす危険性があります。加熱しても残ってしまう場合がありますので、必ずミネラルウォーターを使用しましょう。

ミネラルウォーターの注意点

ミネラルウォーター
ひとくちにミネラルウォーターといっても、色々な種類があります。ミネラル成分の含有量によって大きく硬水と軟水に分けられるのですが、赤ちゃんに適しているのはミネラルの少ない軟水です。ミネラル成分が多く含まれる硬水は、お腹がゆるくなるなど、逆効果になる場合があります。

作り置きを冷蔵庫で保存しても大丈夫?


忙しいママにとって、作り置きは強い味方ですよね。しかし、赤ちゃんの体はとてもデリケート。カルキがなくなった水やミネラルウォーターは菌が繁殖しやすい状態となっています。

赤ちゃんは菌に対する免疫がまだ弱く、もし食中毒にかかったら危険な状態になることもあります。このようなリスクを考え、作り置きをするとしても衛生面に気をつけ保存は翌日までにしておきましょう。

赤ちゃんへのメリット

ノンカフェイン

カフェインには覚醒作用があり、少量でも寝つきが悪くなることがあります。また、赤ちゃんの場合はカフェインに特に敏感なので、夜泣きや不機嫌になるといった症状が出ることもあります。消化にも時間がかかるので、胃や腸などの消化器にも負担をかけてしまいます。

また、SIDS(乳幼児突然死症候群)という、突然赤ちゃんが息をひきとる病気がありますが、カフェインの摂取がこのリスクを高めてしまうという説もあります。

SIDSは原因がはっきりわからないことがほとんどですが、厚生労働省でも注意喚起をしていますので、極力避けたいところです。
厚生労働省:SIDSリスク上昇の注意喚起

これらを踏まえると、ルイボスティーにはカフェインが入っていないので、赤ちゃんへの安全性を考えた時に安心してオススメできるお茶といえます。

便秘気味の赤ちゃんにオススメ

赤ちゃん 便秘
赤ちゃんの便がちょっと少ないだけでもアタフタしてしまいますよね。母乳の量や、消化に時間がかかるなどの原因で、便秘気味の赤ちゃんは意外と多いようです。綿棒浣腸お腹マッサージで対処するママも多いと思いますが、ルイボスティーを飲ませてみるという方法もあります。

ルイボスティーには便秘に効果的な成分が入っています。

マグネシウム 便秘薬にも使用されるミネラル成分。便を柔らかくする効果があります。
食物繊維 腸内環境を改善し、便通を良くする効果があります。

※重複しますが、大人と同じ濃さのルイボスティーを与えてしまうと、消化器の発達が未熟な赤ちゃんには、負担が大きいので、必ず薄めて飲ませてあげましょう。

赤ちゃんのアトピー・アレルギーへの効果的な使い方

ルイボスティーがアトピー、アレルギーに効果があると言われる理由の1つに亜鉛の働きがあります。

・亜鉛は約20%程度が皮膚に存在し、またその70%前後が表皮に含まれ、アトピー性皮膚炎では広範囲に皮膚炎を生じ、落屑として表皮が剥がれ落ちるため亜鉛の喪失量が多いと考えられる。

・亜鉛は皮膚の代謝に関わる酵素や、SOD等に関与するため、皮膚の機能を正常に保つために重要である。重症のアトピー性皮膚炎の患者さんに亜鉛を投与したところ、33 名中、30名に効果が見られた。

・難治性のアトピー性皮膚炎の治療に安全で,効果の高い治療法と考えられる
引用:アトピー性皮膚炎の亜鉛補充療法

ルイボスティーには皮膚の機能を保つためのSOD酵素と亜鉛が含まれています。アトピー性皮膚炎などで不足しがちな亜鉛を補えることで、症状の悪化を防いでいると考えられます

しかし、薬品ではありませんので、すぐに効果が現れるというわけではありません。長期的に続けていくことが大切です。

お風呂で入浴剤としても使える

お風呂

ルイボスティーはパックをお風呂に入れて、入浴剤代わりに使用することもできます。ルイボスティーの豊富な栄養成分は入浴中の経皮吸収からも効果が期待できます。

※経皮吸収とは、皮膚を経由して成分が体に浸透すること

湿疹やオムツかぶれが気になった時には試してみましょう。

ルイボスティー風呂の手順
    1. ①お湯を張ります
    1. ②ヤカンなどでルイボスティーを15分から20分煮出します(ベビーバスの場合1パック、お風呂は2〜3パック)
    1. ③煮出したルイボスティーをパックごとお風呂に入れて完成です


※煮出したルイボスティーを入れてすぐは火傷の恐れがありますので温度には十分気を付けてください。

患部に湿布する


入浴だけではなく、パッティングするのにも適しています。

こちらは、新品を使う必要は無く、飲み終わったルイボスティーのティーバックで問題ありません。

ポイント
①ティーバックを3分ほど煮出します
②使い切ったティーバックを軽くコットンやガーゼなどにくるみます
(コットンやガーゼが軽く湿るくらい)
③患部に5分〜10分あてておきましょう

※次項でも解説していますが、ルイボスティーが合わない体質もあります。飲ませて異変が無いか、またはアレルギーの皮膚検査(パッチテスト)を行いましょう。

ルイボスティーは赤ちゃんに副作用はでないの?

アレルギー 赤ちゃん
ノンカフェインでミネラルが豊富なで生後1ヶ月から飲めるルイボスティーですが、注意しなければいけない点もあります。

稀にルイボスティーを飲むと喉が痒くなるなどの微妙なアレルギー反応を起こす方もいるようです。
心配な場合は、やはり少量ずつからはじめましょう。
引用:【MUGYUU】 赤ちゃんにルイボスティーを与える注意点

このアレルギー反応は、ルイボスティーがマメ科の植物であり、豆アレルギーの赤ちゃんが飲むと反応が出てしまう可能性が考えられます。

ごく稀なアレルギーとはいえ、赤ちゃんにルイボスティー与えるときには必ず少量から初め、赤ちゃんの様子を見ながら調節していきましょう

おすすめのルイボスティー

ルイボスティーにも色々な種類のものがありますが、特に赤ちゃんは消化器官も未発達なので、安心して飲ませられるものを選びたいですよね。

安心して選ぶには以下の2つのポイントが有ります。

①有機認定のオーガニック商品
ルイボティーの品質を判断する一つに、オーガニックの認証マーク【ECOCERTマーク・有機JASマーク】があります。厳しい検査をクリアしたルイボティーに付けられるマークです。赤ちゃんにも安心して飲ませられる基準の一つです。
☑管理栄養士の私がオーガニック(有機)ルイボスティーを選ぶ理由

 

②グレート(質)が高いこと

下の写真のように、ルイボスティーは葉先からグレードが高く、栄養価が高く味も良いのです。

栄養価
低い
スタンダード<チョイス<スーパー 高い


まずい スタンダード<チョイス<スーパー おいしい

ルイボスティー グレード

エルバランシア
他の商品に比べると値段は気持ち高めになっていますが、公式サイトから定期購入をすると半額で買うことができます。
茶葉のグレードが高く、有効成分がたっぷり含まれているのが特徴。 「すこし高くても、良いものを飲みたい、購入を失敗したくない」という方にオススメのルイボスティーです。

  • 内容量:5g×35袋
  • タイプ:お湯出し、水出し
  • 原材料:有機ルイボス茶
  • 通常価格:2,950円(税込み)
  • 初回限定:1,475円(税込み)
  • 2回目移行:2,360円(税込み)

※契約縛りなし(違約金は無く、2回目移行いつでも停止、変更可能)


まとめ

今回は赤ちゃんのルイボスティーの飲ませ方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ノンカフェインのルイボスティーは、体のデリケートな赤ちゃんにでも飲ませることができるので水分補給にはオススメです。

また、水分補給以外にも、うんちがなかなか出ない時や、お肌の状態が優れない時にも効果が期待できます。ルイボスティーを上手に活用して赤ちゃんの健康をサポートしていきましょう。

【絶対に抑えておきたいポイント】

①ルイボスティーを飲ませられるのは生後1か月以降の赤ちゃん。

②必ずスプーン1杯から始める

③飲ませるときは必ずルイボスティーと水を2:1の割合いで薄める

④使う水はミネラルウォーターが最適

⑤飲ませる量は赤ちゃんが飲む量でOK

⑥下痢をした場合は使用を中止し様子を見る

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